人から学ぶ、命の循環と自然の循環~その1~

日本の四季は循環している。
毎年春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来る。
先人たちは、
循環する季節をいかに生きやすくするか考えた。
そこで、自然界をよく観察した。
目、耳、鼻、肌、舌 という「五感」をフルに使って。
すると、一定のルールが見えてきたらしい。
この時期はどうすれば体が元気になって
どうすれば自然界の流れに逆らい、疲れるのか、
どのタイミングで動けば、自然の流れに沿ってスムーズにいって
どのタイミングだと、流れに逆らって大きな努力が伴うのか、
というようなルールが。
さて
「人」は、有機体としては「人間」である。
では人間はどこから生まれたのか?
・・・「自然」である。
つまり、大きなくくりで見ると「人=自然」なのだ。
生態系理論は、循環して成り立つ。
私たちの体も、吸った息を吐いて成り立つ。
お金も、使ったら入ってくる。
すべては循環だ。
ということは
自然界で行われている循環を人間界にとりこめば、
人間本来の姿に戻っていけるのではないだろうか。
しかし、なかなか自然界の循環を取り込むことができない。
私たちは自然界をお手本にしようという意識で生きておらず
「人間」として生きているからだ。
そんな中、
自然界の循環を人間界にも取り入れ、
この循環を拡大しようとしているかたに出会った。
名前は、川崎尚哉さん。
尚哉さんは、今の日本において、ちょっと特殊なことをしている。
どんなことかというと
「出会った人の命を循環させる」
というもの。
「出会った人を覚醒させる」
とも言えようか。
循環は、対個人にとどまらない。
大きなうねりを見せて
その人の周囲全体をも循環させる。
例えると
Aさんが尚哉さんに出会った
↓
Aさんの命が循環する
↓
Aさんの出来事が循環する
↓
Aさんのまわりのひとたちも循環していく
という感じ。
いったん話を私にフォーカスすると
私は撮影の仕事をしている。
そこで、自然の循環を感じながら
目には見えない無機的物質(気、エネルギーなど)を写すことをはじめた。
様々な出会いの中から
気づきを得てそうなっていった。
そのきっかけが尚哉さんだった。
この度、尚哉さんは校長になるらしい。
さらっと書いたが、
それはもしかすると、一大事かもしれない。
違和感を感じながらも、うまくいっている風を装い
無意識に自分の傷を深めて生きている人が
尚哉さんに関わることで、
自分を生きざるを得ない環境に
強制的にでもなるからだ。
それは、自分にとって本来の心地よい姿へと還る、
自然に循環した生き方のような気がする。
つづく
※尚哉さんのブログはこちらから
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